同窓会会長挨拶
警察通信社・消防文化社 代表
森 國興

 
 本年7月2日の地理学科同窓会総会にて会長に就任いたしました。
母校の地理学科を卒業しましてから早や45年の歳月が立ちます。この約半世紀の間に世の中の流れや様相も大きく変化してきました。
 地理が好きで、世界各地を駆け回ることを夢見て私も唯一、日大地理学科を受験しました。地理学は地球上のあらゆることを追及する学問、全ての学問の基であり中心だと思っております。
 今、学生時代を振り返りますと、多くの恩師にも恵まれ、志を同じくした仲間達との学生生活も楽しく充実しておりました。在学中は地理研究会に所属したり、学内に探検部を設立したりして、遠く海外へも出掛け、正に地理学科で学んでいればこその青春を謳歌できました。
 地理学科卒業生として今、こうして同窓会とも多くの関わりを持ち、未だ母校と深い触れ合いが持てるということは大変幸せなことだと思っております。
 私が在学していた当時の恩師の先生方も多くはお亡くなりになりましたが、今や世代交代し、地理学科の先生方も私の後輩に当たる方々が学問を極め、立派な教授、准教授として活躍され、誠に頼もしく、また、将来の日大地理学科の発展に努められている姿は大変に嬉しく心強く思います。
 地理学科も創設以来、80余年の歴史を経て今日に至っておりますが、この間、多くの方々が本学はもとより、広く日本の地理学界の充実発展に尽されてこられました。
 このような母校、地理学科の卒業生としていつまでも、どこまでも発展を願う気持ちは皆同じだと思います。地理学科の永遠の発展は卒業生一人ひとりの学科に対する愛着と支援にあると思います。大勢の卒業生の地理学科に対する心からの支援こそ将来に渡っての発展の大きな原動力であります。
 その源は言うまでもなく同窓会の存在であると思います。今、多くの卒業生が教育界、官界、出版業界、そして不動産業界、旅行観光業界等で活躍されておられますが、これら各界で活躍されている方々が同窓会を通じて横の連絡や親睦が図れればこの上ないことと思います。また、その総力を結集して母校発展のために前進すれば同窓会の存在意義は誠に大きいと思われます。
 これからは同窓会も研究室の先生方や現役の学生諸君とも一層、密接に交流し、絆を深めていければと思っております。そして上下の隔たりなく、共に地理を学んだという縁を大事にし、同窓会会員の皆様の絶大なるお力を頂いて、私も母校、地理学科の発展に努めていきたいと考えております。何卒よろしくお願いいたします。


略 歴

昭和20年12月
昭和39年4月
昭和39年12月
昭和41年9月
昭和43年3月
昭和43年4月
昭和43年4月
昭和51年4月


栃木県佐野市生まれ 世田谷区に在住
日本大学文理学部地理学科入学
地理研究会責任者に就任
本学に日本大学探検部創設・初代部長に就任
日本大学文理学部地理学科卒業
日本大学学士探検会・探検部OB会設立
帝京高等学校・教諭(地理・地学担当)
警察通信社・消防文化社 入社(現在は代表)


調査・遠征歴

昭和40年8月
昭和41年3月
昭和41年8月
昭和41年8月
昭和42年5月
昭和42年7月

昭和45年7月
昭和47年7月

昭和51年10月
昭和63年8月
平成4年9月
平成7年8月
平成8年10月
平成9年8月
平成10年10月
平成14年8月
平成15年3月
平成17年7月

裏磐梯地理総合調査(地理研究会)
台湾一周地理調査(地理研究会初の海外遠征)
那須地理総合調査(地理研究会)
八丈小島地理総合調査(地理研究会)
御蔵島地理調査
ボルネオ、キナバル山登頂、パダス川上流ムルト族民族調査(探検部初の海外遠征)
パラオ諸島、遺骨収集・地理調査(学士探検会)
アラスカ、マッキンレー山塊探査・北極圏ポイントバロー・アメリカ海軍北極研究所滞在(アラスカ大学の委託で氷雪気候調査)
カナディアンロッキー
アメリカ・ロッキー
ロシア・カムチャッカ(ヒグマ狩り)
モンゴル、サイハン山地
南アフリカ(ライオン狩り)
マレーシア、キャメロンハイランド
南アフリカ(ケープバッファロー狩り)
中国、長江下り(三峡ダムによる水没一年前)
中国・大連・203高地(日中青少年友好協会主催)
ペルーアンデス(学士探検会)


以上の他、フィリピン、タイ、シンガポール、ハワイ、グアム、タヒチ、中国(北京・西安)、オーストラリア、シベリア、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、オーストリア等に渡航。国内全県踏破、日本百名山(富士山を除く99峰登頂)


趣 味

探検、登山、狩猟、写真、動物地理学

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