巡検報告-2010

上野原巡検-上野原における地形と土地利用の調査

実施日 6月5日
参加学性 学部1年生114名、2年生6名 計120名
調査地 山梨県上野原市
引率教員 森島 済教授、落合康浩准教授、両角政彦助教、畠山輝雄助教

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 本巡検は、地理学科1年生専門科目である「地理調査法(含実習1)」における野外実習として行われ、上野原の河岸段丘をはじめとした地形などの自然環境と人間とのかかわりについて、現地に出向くことで体験することを目的としている。授業で事前に地形図を用いて、上野原の河岸段丘の状況を把握し、上野原市内を約10km歩くなかで詳細な地形を実感するとともに、ハンドレベルを用いた比高計測を行うなど、調査法も学んだ。
 午前中は、4つのクラスごとに分かれ、桂川の右岸の段丘地形を教員の説明のもとに歩いた。午後は、班ごとに分かれ、地形図を見ながら指定された地図記号の場所まで行き、写真を撮影するというオリエンテーション方式により行われた。1年生にとっては、地理学科に入学して初めての野外実習であり、緊張した面持ちの者もいたが、教員による説明や学生間でのコミュニケーションの中で、次第に緊張もほぐれ、巡検を楽しんでいる学生が多かった。疲れた表情を見せる学生もいたが、また参加したいとの声も多く聞けた。
 地理調査法では、この巡検を踏まえ、地形図の判読による復習や、空中写真判読による詳細な地形の把握を今後行っていく予定である。1年生は、今後数多くの巡検に参加することで、地理学の基盤であるフィールドワークの醍醐味を味わってほしい。
(報告者 畠山助教)

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