専任教員紹介

水嶋 一雄(kazuo MIZUSHIMA)
富山県出身 1947年生

日本農業・農山村の持続的に存立できる条件とは何か
いま、農山村地域は食料生産の場としてばかりではなく、水源涵養など様々な役割を果たす重要な空間であるといわれています。私の研究では、日本の農業・農山村地域が持続的に存立できる条件について考えています。最近は、パミール高原・カラコルム山脈渓谷に居住するワヒ民族、インドネシア・バリ島、アメリカ・カリフォルニア州において農業の持続的発展の形態に関する調査も行っています。ゼミ活動では、黒部川扇状地(富山県)で無農薬・無化学肥料によるコシヒカリ栽培に取り組んでいます。

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黒部川扇状地での環境保全型稲作の実践

詳細情報

研究内容 農業地理学,アジア地誌
主な担当講義 <学部>
自主創造の基礎1・2(旧・地理調査法),日本地誌,アジア地誌,農業地理学,農山村再生論,地理学課題研究1・2,地理学卒業研究1・2
<大学院>
産業構造特論Ⅰ・Ⅱ,人文地理学調査法Ⅰ・Ⅱ
主要業績 ・水嶋一雄編著:『農業地域情報のアーカイブと地域づくり』,成文堂(2008).
・籠瀬良昭著・水嶋一雄編『大学テキスト 地図読解入門』,古今書院(2009).
・パキスタン北部地域ゴジャール地区における農牧業と生活基盤の変化と現状-シムシャール村の場合-.日本大学文理学部自然科学研究所研究紀要,44,19-38(2009).
・パキスタン北部地域ゴジャール地区の灌漑システム-フセイニ村を事例として-.日本大学文理学部自然科学研究所研究紀要,43,43-53(2008).
・パキスタン北部地域ゴジャール地区の地域開発による生活の変化(共著).地学雑誌,113,312-329(2004).
社会的活動 黒部川扇状地研究所所長,日本大学地理学会会長,水博物館(仮称)構想推進協議会アドバイザー委員

ゼミ情報

ゼミ名 水嶋研究室
指導分野・ゼミの概要 水嶋ゼミでは、1)日本の農山村地域における農業立地の変化、2)環境保全型農業の現代的意味、3)都市農業の存在意義、4)グリーンツーリズムが農山村地域の活性化に果たす役割などについて主に研究しています。日本や世界の農山村地域の現状と、これらの地域の持続的発展を明らかにすることを目的としています。
無農薬・無化学肥料によるコシヒカリ栽培を田植え、草取り、稲刈り、脱穀・収穫、桜麗祭という過程でこれまで16年間行っています。生産から販売までの流れを実際に体験することで、食の安全性について再認識するとともに環境教育も実践的に行っています。
卒業研究テーマ(例) 【2007年度】
・環境保全型農業の現状と課題 -神奈川県厚木市上愛甲地区の梨栽培を事例として-
・千葉県山武市旧山武町における環境保全型農業の持続可能性と今後の展望
・千葉県野田市におけるえだまめの産地形成
【2008年度】
・地域活性化をめざすグリーンツーリズムの現状と課題-山梨県北杜市増富地区を事例に-
・水稲単作地における環境保全型農業-新潟県阿賀野市笹神地区を事例として-
・八丈島における花き園芸農業の発展と限界
【2009年度】
・東京都江戸川区の小松菜栽培の現状と課題」
・環境保全型農業における農産物産地の現状と課題-神奈川県三浦市を事例に-
・都市近郊地域における環境保全型農業の現状-千葉県富里市のにんじん栽培を事例に-
ゼミ行事 【5月】
○田植え!!・・・富山県入善町で手植えの田植えを行います
○黒部川扇状地ウォーク・・・扇端の河口から扇頂まで約15kmを歩きます
【6月】
○草取り・・・水田の草取りを数回行います
【7月】
○甲府巡検
【9月】
稲刈り・脱穀・・・5月に田植えをしたコシヒカリの稲刈りを行います
【10月】
○収穫祭
○櫻麗祭・・・焼きおにぎりを販売します
【12月】
○忘年会
卒業後の主な進路 私立大学教員、公立高校教員、私立高・中学教員、JR西日本、JR東日本、JTB、京王観光、JICA、三井住友銀行、警視庁、セブン&ホールディング、JAみどり、JA川崎、三菱東京UFJ証券、コカコーラボトリング、アパマンショップ、象印、亀有信用金庫、大学院進学