専任教員紹介

落合 康浩(Yasuhiro OCHIAI)
静岡県出身 1962年生

地域資源を評価し活用する
私は、地域資源を活用した地域振興や地域づくりに関心を持っています。その研究対象地域は国内の大都市圏や地方都市を中心とした生活圏、あるいはヨーロッパやアジアの国々にまでにおよびます。地域資源には様々な活用の仕方があると思いますが、近年はそれらを観光資源として利用し、それにもとづく地域活性化をはかる地域の事例が増えています。そこで、地域資源の実状や地域住民による観光への対応の実態を分析し、地域開発の課題や問題点等について研究しています。

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パキスタン・ゴジャール地域の 伝統的家屋での地域調査の様子

詳細情報

研究内容 行動地理学,文化地理学、観光地理学、地域研究(国内・海外)
主な担当講義 <学部>
地理学の基礎1・2,社会地理学,ヨーロッパ地誌,観光地理学,ツーリズム論,地理学課題研究1・2,地理学卒業研究1・2
<大学院>
観光地理学特論Ⅰ・Ⅱ,文化地理学特論Ⅰ・Ⅱ,人文地理学調査法Ⅰ・Ⅱ
主要業績 ・首都圏に居住する大学生の非日常的な外出型レジャー行動の空間パターン,日本大学文理学部自然科学研究所研究紀要,34,61-72(1999).
・パキスタン北部地域パスー村における住民の生活実態,地理誌叢,40,2,52-64(2000).
・パキスタン北部地域ゴジャール地区の観光地化と地域変容,地理誌叢,41,31-43(2000).
・パキスタン北部地域ゴジャール地区におけるエコツーリズムの可能性,地理誌叢,42,2,27-38(2001).
・パキスタン北部地域パスー村における生活様式の変化-住民の地域振興策・観光業への取り組み-,日本大学文理学部自然科学研究所研究紀要,39,69-78(2004).
・パキスタン北部地域ゴジャール地区の地域開発による生活の変化(共著),地学雑誌,133,2,312-329(2004).
・ドイツ連邦共和国バイエルン州における地域資源利用型観光の実態,地理誌叢,49-2, 27-37(2008).
・クラインガルテンによる農村振興(茨城県笠間市),所収 水嶋一雄編著 農業地域情報のデジタルアーカイブの構築と地域活性化,成文堂(2008).
・観光開発と地域住民,所収 日本大学地理学教室編 仕事が見える地理学,古今書院(2008).
・パキスタン北部地域ゴジャール地区における開発の影響と地域性の持続に向けた課題,地理学論集,84, 51-64(2009).
・グローバル化にともなう文化変容とその影響についての研究(共著),日本大学文理学部人文科学研究所研究紀要,79,(2010).
・キルギス共和国アライ谷における産業構造及び生活の実態(共著),日本大学文理学部自然科学研究所研究紀要,46,11-24(2011).
・今帰仁村謝名区における「豊年祭」の地域社会に果たす役割,日本大学文理学部自然科学研究所研究紀要,48,11-21(2013).
・高齢社会における国土利用と地域振興,所収 大塚友美編著 少子高齢化-21世紀日本の課題-,文眞堂(2014).
・The Current Status of Lifestyle and Occupations in the Wakhan Area of Tajikistan,所収 Mapping Transition in the Pamirs Changing Human-Environmental Landscapes,Springer International Publishing AG Switzerland(2015).
・パミール・カラコラムに居住するワヒの生活実態にみる地域差,日本大学文理学部自然科学研究所研究紀要,52,1-15(2017).
・少子高齢化と地域開発,所収 大塚友美編著 人類の歩み-21世紀の分岐点-,文眞堂(2017).
社会的活動 日本地図学会評議員・集会委員,日本大学地理学会常任委員長

ゼミ情報

ゼミ名 行動地理学研究室
指導分野・ゼミの概要 落合ゼミは、地域における人間の行動、文化、商業、地域開発、観光など人間の生活と地域社会との関わりを追求する人文地理学のテーマについて、具体的な地域を取り上げて研究しています。毎週金曜日に開かれるゼミの時間には、個々の研究経過を随時発表し、教員とゼミ生全員による討論を行って、研究方法・内容を改善しながら深化させ、3年生は卒論テーマの決定を、4年生は卒論の完成を目指します。また、年間行事として合宿・巡検などゼミ生が主体となる企画を実施し、相互の理解を深めるとともに、共通目標に協力して当たることで、ゼミとしての一体感をもてるように努めています。
卒業研究テーマ(例) ・グリーンツーリズムによる地域振興の可能性について
・日本に長期滞在する外国人のレジャー行動にみられる特徴
・八王子市南大沢における郊外型シネマコンプレックス利用客の特性
・兵庫県豊岡市におけるかばん産業の変遷と現状 ・神戸市におけるコンベンションとまちづくり
・人吉球磨地域における廃校跡地を活用した地域活性化の取り組み
・桜新町におけるキャラクターを用いた商店街のまちづくり
・みなとみらい21地区におけるシクロポリタンの役割
ゼミ行事 【4月】
○卒論テーマ最終決定・・・4年生の卒論テーマを決定します。
【6月】
○卒論中間発表・・・4年生の卒論の章立てを検討します。
【8月】
○巡検・・・3年生が全員参加する巡検を実施します。
【11月】
○櫻麗祭・・・ポスターによる発表や展示等を行います。
○3・4年生合同ゼミ合宿・・・4年生は卒論のプレ発表。3年生は卒論の展望を発表します。
【12月】
○卒論仮提出
卒業後の主な進路 教員、公務員、大学職員、小売業、商社、広告業、流通業、外食産業、レジャー産業、鉄道、不動産業、金融業、など