専任教員紹介

佐藤 浩(Hiroshi P. SATO)
東京都出身 1967年生

地理空間情報を用いた地形的特徴や自然災害の把握
地図学や測量学、地形学をベースに地形図や空中写真、リモートセンシング画像を用いて斜面崩壊・地すべりの地形的特徴を把握し、研究することがメインです。防災に寄与する基礎資料が提供できるよう、今後とも心がけていきたいと思います。近年、豊富かつ多様な地理空間情報が利用できるようになってきたことから、これまでの研究内容には、土地利用の変化と地形の関係や、山地や丘陵地の植生と地形の関係に及んだものもあります。

大井川上流・赤崩の崩壊跡地(2011年撮影)

詳細情報

研究内容 自然災害科学、リモートセンシング、地形学
主な担当講義 <学部>自主創造の基礎1・2,地図学,リモートセンシング(含実習),測量学,測量学実習,地理学課題研究1・2,地理学卒業研究1・2,自然災害論,自然地理学概論1・2
<大学院> 平成28年度は無し
主要業績 【2007年以降】
・Sato HP and Une H (2016) Detection of the 2015 Gorkha earthquake-induced landslide surface deformation in Kathmandu using InSAR images from PALSAR-2 data, Earth, Planets and Space, 68:47. doi: 10.1186/s40623-016-0425-1
・佐藤 浩・宮原伐折羅・岡谷隆基・小荒井 衛・関口辰夫・八木浩司 (2014) SAR干渉画像で検出した2011年東北地方太平洋沖地震に関わる地すべり性地表変動, 日本地すべり学会誌, 51, 41-49.
・佐藤 浩・岡谷隆基・中埜貴元・小荒井 衛・岩橋純子・宇根 寛 (2013) SAR干渉画像で検出された地すべり域における詳細野外調査の結果, 日本地すべり学会誌, 50, 18-23.
・岡谷 隆基, 佐藤 浩, 中埜 貴元, 小荒井 衛 (2012) ALOS/PALSAR干渉画像による秋田県東成瀬地区地すべりのモニタリング, 写真測量とリモートセンシング, 51, 95-102. 日本写真測量学会.
・小荒井 衛・吉田剛司・長澤良太・中埜貴元・乙井康成・日置佳之・山下亜紀郎・佐藤 浩・司馬愛美子・中山詩織・西 謙一 (2012) 航空レーザによる景観生態学図の作成, 地図, 50(3), 16-31. 日本国際地図学会.
・佐藤 浩・小荒井 衛 (2012) 航空機搭載センサデータを用いた新宿御苑と八王子・長沼公園における輝度温度分布の特徴, 日本リモートセンシング学会誌, 32, 149-156.
・Sato HP and Yagi H (2011) Landslide susceptibility mapping in west Nepal using active fault map, Journal of Nepal Geological Society, 43, 309-316.
・Harp, EL, Keefer, DK, Sato HP, Yagi H (2011) Landslide Inventories: the essential part of seismic landslide hazard analyses, Engineering Geology, 122, 9-21.
・佐藤 浩・岡谷隆基・小荒井 衛・鈴木 啓・飛田幹男・矢来博司・関口辰夫 (2011) SAR干渉画像を用いた地すべり地表変動の検出について―山形県月山周辺を事例にして―, 日本地すべり学会誌, 49, 13-19.
・小荒井 衛・中埜貴元・佐藤 浩・長澤良太・日置佳之・司馬愛美子・中山詩織 (2011) 中国山地の鉄穴流し跡地における航空レーザ計測を用いた景観生態学的研究, 日本リモートセンシング学会誌, 31, 36-44.
・Tateishi R, Uriyangqai B, Al-Bilbisi, H, Ghar MA, Tsendayush J, Kobayashi T, Kasimu A, Hoan NT, Shalaby A, Alsaaideh B, Tsevengee E, Gegentana A, Sato HP (2010) Production of global land cover data – GLCNMO, International Journal of Digital Earth, 4, 22-49.
・小荒井 衛・宇根 寛・西村卓也・矢来博司・飛田幹男・佐藤 浩 (2010) SAR干渉画像で捉えた2007年(平成19年)新潟県中越沖地震による地盤変状と活褶曲の成長, 地質学雑誌, 116, 602-614. 日本地質学会.
・小荒井 衛・佐藤 浩・中埜貴元 (2010) 航空レーザ計測による植生三次元構造を反映した植生図の作成, 地図, 48, 34-46. 日本国際地図学会.
・佐藤 浩・岩橋純子・小荒井 衛・神谷 泉・小室勝也 (2010) 国土地理院における高解像度DEMの整備とそれを活用した地理情報解析研究, 地形, 31, 359-382. 日本地形学連合.
・佐藤 浩・小荒井 衛・宇根 寛・八木浩司・牧田 肇 (2010) 航空レーザ測量データおよびハイパースペクトルセンサデータを用いた白神山地・泊の平地区における地生態学図の作成, 地理学評論, 83, 638-649. 日本地理学会.
・Sato HP and Harp EL (2009) Interpretation of earthquake-induced landslides triggered by the 12 May 2008, M7.9 Wenchuan earthquake in the Beichuan area, Sichuan Province, China using satellite imagery and Google Earth, Landslides, 6, 153-159.
・小荒井 衛・佐藤 浩 (2009) 地形分類とボーリングデータを活用した沿岸域の地震脆弱性に関するGIS解析, 沿岸域, 22(2), 49-61. 日本沿岸域学会.
・秋山 実・佐藤 浩・小荒井 衛・長谷川裕之・本間信一 (2009) 斜面の特徴による雪崩発生危険斜面の評価モデルの提案, 雪氷, 71, 273-281. 日本雪氷学会.
・宇根 寛・佐藤 浩・矢来博司・飛田幹男 (2008) SAR干渉画像を用いた能登半島地震及び中越沖地震に伴う地表変動の解析, 日本地すべり学会誌, 45, 125-131.
・岩橋純子・山岸宏光・神谷 泉・佐藤 浩 (2008) 2004年7月新潟豪雨と10月新潟県中越地震による斜面崩壊の判別分析, 日本地すべり学会誌, 45, 1-12.
・小荒井 衛・長谷川裕之・佐藤 浩・宇根 寛 (2008) 平成19年(2007年)新潟県中越沖地震による建物被害と地盤変状-航空レーザデータを活用した地盤変状の把握-, 地質汚染―医療地質-社会地質学会誌, 4, 17-28.
・小荒井 衛・佐藤 浩・宇根 寛・天野一男 (2008) 各種光学高分解能衛星画像による地質災害の判読―判読特性の視点から見た各種画像の比較検証―, 地質学雑誌, 114, 632-647. 日本地質学会.
・佐藤 浩・小荒井 衛・江田敏幸・伊藤麻子 (2008) 新宿御苑における航空レーザ測量データを用いた樹林の葉面積指数(LAI)のマッピング, 写真測量とリモートセンシング, 47(3), 37-47. 日本写真測量学会.
・佐藤 浩・宇根 寛・飛田幹男 (2008) 2005年パキスタン北部地震による斜面崩壊と地表変位の方位の関係について, 日本地すべり学会誌, 45, 132-136.
・石岡義則・望月貫一郎・三谷 歩・洲濱智幸・齋藤宗勝・八木浩司・檜垣大助・佐藤 浩 (2007) 世界遺産白神山地における航空機レーザー計測による積雪深調査, 写真測量とリモートセンシング, 46(3), 39-44. 日本写真測量学会.
・秋山 実・佐藤 浩・小荒井 衛・本間信一 (2007) 雪崩実績図を用いた雪崩の発生条件分級加点図の評価とその改良, 写真測量とリモートセンシング, 46(2), 4-16. 日本写真測量学会.
・Sato HP, Hasegawa, H, Fujiwara, S, Tobita, M, Koarai M, Une M, Iwahashi J (2007) Interpretation of landslide distribution triggered by the 2005 Northern Pakistan earthquake using SPOT 5 imagery, Landslides, 4, 113-122.
・佐藤 浩・建石隆太郎・肖 捷頴 (2007) 既存のプロジェクトによる土地利用/土地被覆分類データからのグランドトゥルースデータの抽出, 地図, 45(4), 12-21. 日本国際地図学会.
社会的活動 日本地理学会災害対応委員会委員,日本地形学連合会員,日本地すべり学会編集委員会委員,米国地球物理学連合会員,日本地球惑星科学連合会員

ゼミ情報

ゼミ名 Aゼミ
指導分野・ゼミの概要 地理空間情報を用いたデータの相関分析と因果関係の追究。
自然災害科学のみならず、3年生、4年生の興味に応じて、GISの使用・不使用に関わらず人文地理に関する課題研究・卒業研究を指導しています。ArcGISを主に使いながら、WebGIS(例えば地理院地図)やQGISも一部、利用しています。
卒業研究テーマ(例) ・2013年の伊豆大島土砂災害に関する地形学的研究
・東北地方太平洋沖地震における浦安市の液状化被害について
・高崎市倉渕町(旧倉渕村)における昭和10年土砂災害被害の調査
・埼玉県東松山市におけるロードサイドショップの立地展開の考察
・国道17号線における渋滞区間の交通量と最短ルートの関わり
・岐阜県多治見市における洪水ハザードマップの分析
・ライトレール交通の開業と路面電車の廃止に伴う沿線地域の人口構造の変化
ゼミ行事 無し
卒業後の主な進路 国土交通省水管理・国土保全局
ほか