
藁谷 哲也(Tetsuya WARAGAI)
千葉県出身 1958年生
岩石の風化過程を解明する
岩石の風化と地形の形成、石造文化遺産の風化など「風化」をキーワードにしておもに千葉県・宮城県、パキスタン・カンボジア(アンコール・ワット)などでフィールドワークを行ってきました。岩石の物性や化学組成に関する試験や自然環境のモニタリングも研究の一環です。最近では、オーストラリアでブッシュファイヤー(林野火災)や塩類による岩石の風化について研究を進めています。
クィーンズティアラ(パキスタン)
| 研究内容 | 自然地理学,地形学,応用地形学 |
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| 主な担当講義 | <学部> 地形学,地形学実験1・2,地形営力論,地理学課題研究1・2,地理学卒業研究1・2 <大学院> プロセス地形学特論Ⅰ・Ⅱ,自然地理学調査法Ⅰ・Ⅱ,自然地理学特別研究 |
| 主要業績 | ・Holocene calcrete crust deposits on the moraine of Batura glacier, northern Pakistan. The Island Arc, vol14(4),368-377.(2005) ・アンコール・ワットを構成する砂岩及びラテライトの風化環境と風化プロセス,地形,26(3),p239~257(2005). ・Weatherability and weathering processes on building stones of Angkor Wat, Cambodia Proceedings of International Symposium on Industrial Minerals and Building Stones, eds. E. Yüzer, H. Ergin and A. Tuģrul, 353-361(2003). ・Weathering processes on rock surfaces in the Hunza Valley, Karakoram, North Pakistan,Zeitschrift für Geomorphologie N.F., Suppl.-Bd, 119, 119-136(1999). ・Effects of rock surface temperature on exfoliation, rock varnish, and lichens on a boulder in the Hunza Valley, Karakoram Mountains, Pakistan,Arctic and Alpine Research,30(2),184-192(1998). その他:http://read.jst.go.jp(研究開発支援総合ディレクトリ) |
| 社会的活動 | (社)日本地理学会編集専門委員会(英文誌)委員,日本大学地理学会常任委員長など |
| ゼミ名 | 風化・地形プロセス研究室 |
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| 指導分野・ゼミの概要 | 卒論はフィールドワークから始まります。フィールドでは、位置、形態、地形物質やその場所の環境を実際に観察・測定します。位置や形態の測定にはGPSやデジタル写真3Dソフトを使用します。地形物質は、シュミットロックハンマー、超音波伝播速度測定機などで測定を行います。環境測定には、気象をモニタリングできるデータロガーを利用します。実験室での分析は、レーザー顕微鏡による観察や岩石カッターなどでサンプルを整形したのち、岩石の強度を求めたり、比重や密度、粒度などを測定します。これらの分析を通じて、地形形成や風化作用の因果律や仕組みを追求します。 |
| 卒業研究テーマ(例) | ・富士山東斜面・北斜面における雪代の分布と地形的特長 ・カイトフォトグラフィーによる低高度地形分析法 ・石巻湾北部、野蒜海岸における海浜変形過程 ・海浜変動と海岸保全施設のかかわりについて ・佐賀平野における地盤沈下と地形、地質の関係 ・御岳昇仙峡に見られる花崗岩風化殻の特徴 ・奥多摩における組織地形と風化作用 ・逗子北方丘陵地にみられる「やぐら」の風化過程 ・「黒岩横穴墓群」に見られる劣化の原因と風化について ・広島豪雨(1999年)による崩壊の特徴と地形,地質の関係について※ ・東京都内の線状緑地における気温の冷却効果と土地被覆状態について※ ・岩石の熱疲労破砕に伴うラフネスの変化に関する実験的研究※ ※2008年度日本大学地理学会優秀賞受賞 |
| ゼミ行事 | 【4~6月】 ○ゼミオープン&課題設定 【7月】 ○ゼミ合宿(於 山中湖セミナーハウス) ○前期研究中間報告会 【8~9月】 ○フィールドワーク・実験月間 【10月】 ○地形調査実習 【11月】 ○桜麗祭(模擬店出店) ○学術研究発表会 【12月】 ○後期研究発表会 【1月】 ○卒業論文提出(4年生) 【2~3月】 ○フィールドワーク・実験月間 |
| 卒業後の主な進路 | 日本大学山形高等学校、二木ゴルフ、東武企画、JICA、応用地質、日本鋪道、つばめ、ペンテル、日本大学大学院、タスマニア大学大学院(豪州)、小田急電鉄、東京消防庁 |
| ゼミのウェブサイト | http://www.k4.dion.ne.jp/~chsgoa/ |