卒業生のメッセージ

卒業生のメッセージ

尾本 幸祐
小島良太
国際航業株式会社 勤務
2014年 地理学科卒業
出会いに恵まれた環境を活かそう

 私は在学中に5回フィリピンへ渡航しましたが、そのきっかけをくださったのはゼミの先生です。その先生が研究対象地であるフィリピンへ向かう際に同行させていただき、雨季と乾季がある、フィリピンの気候に強い興味を抱きました。また現地で気候と同じくらい私の心を捉えたのは、フィリピン人たちの笑顔です。ルーズなところはあるけれど、とてもおおらか。多くの人と出会えることも、地理学科の魅力ではないでしょうか。
 私がいまの職場を選んだ理由は、地理学科で学んだことが、人のために役立てられるからです。在学中に東日本大震災の被災地をボランティアで訪れた時、今の私と同じ職種である建設コンサルタントの方と知り合い、そういう働き方があることを知りました。フィリピンでも、火山災害の被災地で復興のために働く日本のコンサルタントの方に話を伺い、影響を受けました。希望通り河川に関する部署に配属され、洪水・浸水対策を担当しており、地理学科で得た知識を活かして地域の安全のために貢献できることに、大きなやりがいを感じています。

 

土居 真由美
村田 友梨
川口市立戸塚西中学校 勤務
2012年 地理学科卒業
人に感謝し、すべてを糧に

 地理学科では農業地理学のゼミに所属し、富山県入善町におけるコメの無農薬栽培につ いて学びました。作物が育つ過程では、雨量や気温、日照時間、土壌など様々な地理的要 素が影響を及ぼします。卒業論文では青森県弘前市がリンゴの出荷量全国 1 位となった要 因について、地理的観点から調査を実施。"津軽富士"こと岩木山の噴火によってもたらさ れた肥沃な土壌、これと水を供給する河川の存在が大きく関係していることを知り、農業 と地理の関係性について再認識しました。現地で調査した際は、地元の方々が車で一緒に 巡ってくださったり、新鮮なリンゴジュースを頂いたりと、親身になってお世話してくだ さり、今でも感謝しています。
 出会いは学内にもたくさんあって、いろんな人が集まるこの学科で学んだおかげで、刺 激を受け、視野が広がりました。教職課程もあり慌ただしい 4 年間でしたが、同じ志を持 つ仲間にも恵まれ、また多様な価値観に触れられたのは、教師として働く上で糧になって います。みなさんにも、多くの出会いと体験を楽しむことで、充実した大学生活を送って ほしいですね。